契約をした理事長は高齢であり、どうも深く認識せずに契約をしてしまった様子。今回お問合せをいただいたのは役員でもない区分所有者の方で、何らかの関係でこの状況を知り、詳細について確認する必要があると判断しネットで各方面に相談をされたようでした。
契約の工事内容は、油圧式をロープ式に完全撤去新設する内容で、エレベーター機器周辺の建築付帯工事を含み数千万円でした。
保守契約先のメーカー系保守会社や管理会社担当にも説明を受けたが、やたらと専門用語を並べ立て一般人には理解できるような内容ではなかったとの事。
今後、屋上雨漏り防水工事や、外壁工事、道路面の隔て壁耐震工事、各戸玄関扉取替等必要な修繕が多々ある中、小規模戸数でありながら住民全体的に高齢化が進んでおり年金生活者が多いので十分な修繕積立金の値上げ実施もできなかったのでこのエレベーター工事代金は管理組合運営にとって大問題となっている状況でした。