コンサルタント紹介

ごあいさつ

現場のエレベーターを自らの手足を使い、直接自分の目で見て感じてきたからこそわかることがあります。
現場第一主義を貫いた報告・提案・助言で、サポートをいたします。

より安全性を求められるようになったエレベーター

2006年以降、エレベーターを取り巻く状況は一変しました。

それまでは、定期的にどこかの保守点検業者に点検さえ委託しておけば問題ない。特に建物竣工からずっと部品代込みの契約(フルメンテナンス契約)を結んでいるのでエレベーターで大きな工事なんてほぼ、発生する事はないものと漠然とした認識を持たれてたのではないでしょうか。

それがあの東京での挟まれ事故により日本国民全体がエレベーターに対して初めて危険な乗り物であると知らされた衝撃的な出来事でした。

幾度と繰り返された緊急調査、緊急臨時点検、行政報告、指導の結果、国と業界全体が従来からの施策、方針転換がなされ2009年に法律改正される大きな流れとなりました。

安全性を追求し変化した業界と
エレベーターの所有者の深いギャップ

安全性確保を第一とした行政の指針として所有者、製造会社、保守会社の責任の所在、役割について明確化され、製造会社は安全性を追求した最新機種の開発に舵を切った結果、耐用年数経過後の一定年度経過した機種の保守継続に必要な部品製造ライン縮小、廃止し主要機器一式交換の事業展開を一斉に保守契約者と契約外となった所有者、管理者に対しても開始しました。

安全性確保のためには大型改修工事、一般的な部品交換作業は必要な事ですので消費者側としてこれらに備えなければなりません。

その為には、必要な情報、知識、見識をもとに自らが所有しているエレベーターの利用状況、頻度、環境、将来的な運用見通し、その他の設備を含めた建物長期修繕計画からの予算計画等多角的に精査、検討、判断、実施する必要があります。

現在、バブル崩壊前の建物に設置されている機種のエレベーターが対象となっており最も大きな市場マーケットとなっています。保守専門会社含めた各エレベーター会社の営業展開も活発化している一方、工事要員人材不足、原材料調達長期遅延化より供給者側、消費者側のギャップがさらに深くなり両者間の調整も難しくなっている状況です。

エレベーターの問題解決の手助けをしたい

こういったあらゆる問題を解決するにはエレベーターに特化した専門のコンサルタントの存在が必要ではないかと思いこの度、本事業立ち上げをいたしました。

皆さんのようにエレベーターに纏わる諸問題について日本国中本当にたくさんの方が試行錯誤、迷いながら問題解決に当たられている事と思います。

私がその手助けをする事により少しでもマンション管理業務の負担軽減、計画的、効率的な保全管理への合意形成の一助になれればと日々精進する所存ですのでまずはお問合せをお願いします。

資格・経歴・実績

エレベーターマネージメント代表 森 匠将

エレベーターマネージメント代表

森 匠将

Takamasa Mori

年間30~40組合の定期、臨時総会、理事会に出席しエレベーター説明会実施。専門的で難解な関係用語を基本的な事から平易、一般的な中身に置き換えて説明、作成資料も見やすく理解しやすいと定評。

保有資格
マンション管理士(国家資格)
管理業務主任者(国家資格)
賃貸不動産経営管理士(国家資格)
インテリアコーディネーター
マンションリノベーションアドバイザー認定
パース検定3級認定

経歴 / 実績

1997年
シンドラーエレベータ株式会社 入社
1997年~2003年
新設営業部 近畿2府4県の官公庁、大手建設会社、設計事務所を顧客対象とし年間売上約3億
2003年~2011年
本社新設事業本部 西日本の官公庁、大手建設会社、設計事務所、不動産会社、商業施設デベロッパーを顧客対象とし年間売上約10億
2011年~2016年
大阪支社保守営業部 近畿2府4県の官公庁、不動産会社、ビルオーナー、管理会社を顧客対象とし年間売上約1.5億(工事のみ)
2016年
エス・イー・シーエレベーター 入社
2016年
関西支社 営業部 営業課 係長
2017年~2020年
関西支社 営業部 営業2課 課長
2019年~2022年
関西支社 高松支店 支店長(営業部 営業2課 課長兼務)
2020年~2022年
関西支社 営業部 次長(高松支店長兼務)

2016年~2022年 年間平均80~90件のエレベーターリニューアル工事の現場訪問と
50~65件の工事管理、監督の経験、実績があります。

Profile

昭和45年(1970年)6月生まれ B型
妻、長女、次女 4人家族
兵庫県尼崎市在住

趣味は今、本当にありません。5,6年前まではバイクツーリングにはまってて、SUZUKIの隼(大型1300cc 世界で一番のバイクだと思います)で日本中走り廻ってましたが腰を患ってしまいリタイアしました。

あえて言えば、昨年11月から通い始めたパーソナルジム週1回25分で現在7kgダイエットに成功しました!趣味というより修行・・・?

手書きのパース

作図した建物全景パース2

これも以前ですが、エレベーター改修工事を受注いただいた賃貸オーナー様に私が作図した建物全景パース図を記念にプレゼントしていました。一応インテリアコーディネーター資格取得時に基本的な見せ方、捉え方はわかった上でパース作図学校に数か月通い、パース検定3級までですが、それなりのパース図は描けるようになりました。

プロのデザインパースとなるとCADで作図された写真のようなピカピカのパースで変更、追加もすぐにデータ切り貼りできるのですが、あくまで手書き、デッサンですこし歪んだ線や、柔らかいタッチと着彩は水彩絵の具とコピックマーカー、色鉛筆を組み合わせてホンワカした味わいのあるパースに仕上げるのでなんとなく昔ながらの懐かしいイメージが滲み出ているのではと思います。

作図した建物全景パース2

こないだも数年ぶりに以前パース図をプレゼントしたオーナー様宅へお邪魔した際に、立派なリビングに私が作図したパース図を飾られてたのでここまで喜んでもらい本当に嬉しかったです。・・・これも趣味ではなく、仕事の延長?

もともと、インテリアコーディネーターやパース図を作図するとか全く興味無かったのが、あるホテルのエレベーターのかご内内装のプレゼン提案を受けたときに私はそれなりの提案しかできず、別のインテリアデザイン会社のプレゼンパースに衝撃を受け、内装といえどエレベーターに関する提案でここまで差がつくのかと思い知りました。

作図した建物全景パース2

しかもそのインテリアデザイン会社の担当者に“エレベーター屋さんにデザインなんて無理ですよ”と私の目の前でホテルの発注者に発言され、とてもくやしい思いから“インテリアコーディネーターがナンボのもんや!?”から約半年間書店で参考書を元に独学で仕事の合間の隙間時間で勉強し、2次試験の作図と論文は資格学校に集中的に通って受験しました。

今では、エレベーター改修工事のオプションとしてかご内の見栄え向上にダイノックシート貼替を予算に余裕があれば推奨するのですが、ただのエレベーター会社以上のプロのインテリアコーディネーターとして意匠提案ができると自負しています。

作図した建物全景パース3
作図した建物全景パース4
作図した建物全景パース5
作図した建物全景パース6

中小企業診断士、只今勉強中

最後にまたもや明らかに趣味ではないのですが、昨年末から中小企業診断士の資格取得通信講座を申込、只今勉強中です。・・・・なのですが、なかなかガッツリと机に向かっての時間がとれなくて、スマホに講座音声ダウンロードして移動中に聞いています。(運転中なので聞いてるより聞き流してる?)最初は気合十分だったのですが、一次試験がマークシート7科目あり2次試験は論文や口述試験でやっと合格。何より今までの人生の中で全く関りが無かった分野(金融、財務、経営、システム情報、経済・・・)でとても日本語とは思えないぐらい内容理解に苦しんでます。マンション管理士も合格率8%の難関資格だったので4回目のチャレンジ、やっとの思いで合格したのですが、その時の3,4倍は大変なんじゃないかと心折れかかってます・・・。

エレベーター業界の変化

エレベーター業界は現在、未だかつてない業界編成期を迎えており大企業による中小のM&Aが加速度的に進行しています。これからは少しでも時代の流れに乗れない中小会社は大企業にのみ込まれるか、経営に行き詰ってしまう戦々恐々の時代に入ってきてます。そんな中、エレベーター業界、建物管理業界、建築業界を経験した私が地域に根ざしている中小地場のエレベーター会社に経営的なアドバイスができるようになれたらなとふと思い立ったのですが少し甘く見ていましたが、気をとりなおして、コツコツはげんでいます。

事例、エレベーターについてなど
ブログに掲載しています

エレベーターマネージメントBLOG